つまみ細工にオススメの生地について解説!
つまみ細工に必要な布。
生地はどんなものが向いているの?質感は?どこで手に入るの?
そんな疑問にお応えすべく、つまみ細工Cheen(チェーン)がこれまで使ってきた生地についての情報をまとめてみました!(全13種類)
それぞれの生地の特徴を知って、よりバラエティ豊かなつまみ細工に挑戦してみましょう✨
それでは~、レッツゴー!
一越ちりめん
手芸店(つまみ細工コーナー)や通販などで手に入ります。
カラーや柄のバリエーションが豊富で、ふんわりした風合いとしぼが細かく薄手なのが特徴。
原料がレーヨンなので、水に濡れると縮んでしまいます。
糊やボンドなどの接着剤の馴染みがよく、つまみやすい生地です。
※個人的には一番おすすめ!
二越(鬼)ちりめん
手芸店(つまみ細工コーナー)や通販、100円ショップなどで手に入ります。
一越ちりめんよりも安価で、しぼが大きめでやや厚手なのが特徴です。
こちらも水濡れで縮んでしまうので注意が必要です。
接着剤の馴染みがよく、つまみ細工やちりめん細工に向いています。
コーマローン
手芸店(生地コーナー)や通販などで手に入ります。
かなり薄手の綿の生地で、パステルカラーやくすみカラー、花柄などの洋風な雰囲気の生地が充実しています。
薄手なのでつまみやすく、接着剤とも相性が良い生地です。
また、水で濡らしても縮まないので、濡らしてからつまむなど、多彩な表現が可能です。
(濡らしたときはボンドよりつまみ細工用のでんぷん糊のほうが向いています。)
ブロード
手芸店(生地コーナー)や通販などで手に入ります。
コーマローンよりもやや厚手の綿の生地です。
カラバリは豊富ですが、柄入りはあまり見かけない気がします。
洋風な見た目だったり、普段使いできるアクセサリー用におすすめ✨
ボンドとの相性は良いですが、染みるまで少し時間がかかるかもしれないので、乾くまではピンチなどで挟んでおきましょう。
ポリエステルサテン
手芸店(生地コーナー)や通販などで手に入ります。
つやつや感が特徴の生地で、パキッとした原色系がそろっています。
- カットするときにほつれが出やすいこと
- つまみ用の糊や多用途ボンドではくっつきにくいこと
- 曲げても元に戻ろうとすること
この3点の理由から、個人的にはかなり難易度高めの生地だと思います。
接着剤を付けたら、必ずピンチなどで挟んで保定してくださいね。
キュプラ
手芸店(生地コーナー)や通販などで手に入ります。
服の裏地などに使われる、つや感が抑えめの薄い生地です。
カラバリは白、ベージュなどと少ない印象。
折り曲げたときに「かた」がつきやすく、ボンドの馴染みもよいため、つまみ細工には向いていると思います✨
ただし、とても繊細な生地なので、作品によっては形が崩れやすいことに注意が必要です。
ポリエステルオーガンジー(リボン)
手芸店(生地コーナー・リボンコーナー)や通販などで手に入ります。
キラキラとしたゴージャスな質感や透け感が特徴の薄い生地。
- カットの時に繊維がパラパラとほつれる
- 生地の張り感が強く、元に戻ろうとする
- ボンドもくっつきにくい
以上の3点から、難易度は高めだと思います!
シルクオーガンジー
つまみ細工用品専門店などで手に入ります。
ポリエステル製と異なりキラキラ感は控えめで、美しい透け感が特徴のしなやかな薄い生地です。
張り感が強いため曲げても元に戻りやすいですが、比較的ボンドでくっつきやすいため、つまみ細工に向いていると思います。
サテンリボン
手芸店(リボンコーナー)や花屋、通販などで手に入ります。
巻きで買うと長く使えますが、そんなに数を作らないのであればメートル買いがおすすめ。
ポリエステルサテン生地と異なり、上下の端がほつれないようにしてあるのが特徴です。
カットしたらライターで端をサッとあぶってほつれ止めをする人もいますが、火事に注意!
生地を2枚重ねて裏表を無くしている「ダブル」と、裏表がある「シングル」があります。ダブルは分厚く、折り曲げると角にズレが生じやすいため、つまみ細工用としては難易度高めだと思います。
シルクシフォンジョーゼット
大きい手芸店(生地コーナー)で手に入ります。
ふんわり感と透け感が特徴の薄い生地です。
そのままでも使えますが、水で濡らしてでんぷん糊でつまむ方法もあり、それぞれで完成したときの質感が少し異なりますので試してみてください。
カットの時にほつれやすいので、難易度は少し高めかも?
シルクサテン
大きい手芸店(生地コーナー)で手に入ります。
美しいつや感となめらかな手触りが特徴の生地です。
シルクのためやや高価なのと、ボンドがややくっつきにくいのが難点。
独特の質感で高級感が出るので、フォーマルなアクセサリーにおすすめしたい生地です。
テトロンゴース(ポリエステル)
手芸店(生地コーナー)などで手に入ります。
柔らかい手ざわりと透け感が特徴の極薄生地。
ポリエステルのためボンドはかなりくっつきにくいです。
透け感が欲しいがシルク生地は高価で手に入りにくい…という時期に使用していました。
正絹羽二重(しょうけんはぶたえ)
(作品未発表のため、写真はありません)
つまみ細工用品専門店などで手に入ります。
通販で流通しているのは白が多く、自分で染めて使うのが一般的ですが、染色やカットがすでにされているものも売られているのでチェックしてみてください。
糊馴染みや「かた」の付きやすさ、張り感など…全体的につまみ細工に向いており、つまみ細工を本格的に楽しみたいなら一度は触れておくといいかもしれません。
シルクなのでやはり価格はお高めなものが多いイメージです。
また、正絹羽二重に用いられる単位「匁(もんめ)」は生地の厚みを指しており、数字が小さいほど薄いものとなります。
まとめ
いかがでしたか?
つまみ細工Cheen(チェーン)では、こんなにも多彩な生地を使用して様々なアイテムを作っています。
それぞれ、質感や特性などが違って面白いですよね!
デザインに合わせるもよし、アクセサリーの用途に合わせて生地を変えるのもいいと思いますよ✨
それでは、楽しいつまみ細工ライフを!
関連情報
つまみ細工のハンドメイドアクセサリーやインテリア小物|つまみ細工 Cheen(チェーン)
【つまみ細工 Cheen (チェーン)】は『ふわり、楽しさ色づく』をコンセプトに、 つまみ細工やレジンを用いたカラフルアクセサリーや小物雑貨を制作販売しています。"和ポップ”なデザインは、普段使いにはもちろん、着物のワンポイントに取り入れるのもおすすめです♪かわいいアイテムがあなたの日常を彩ります。
屋号 | つまみ細工 Cheen(チェーン) |
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営業時間 | 9:00〜19:00 |
定休日 | 不定休 |
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